ホーム     |    製品購入     |    製品価格一覧    |    サイトマップ    |    会社案内    |    リンク     |    お問い合わせ     
|     製品情報    |     カスタマイズ    |     受託開発    |     オンラインサービス    |     サポート    |     ダウンロード    |
 
MultifunctionI/O X2シリーズ従来機種との違いについて

初期のMultifunctionI/O Xシリ−ズが2004年にリリースして4年になりますが、このたび、根本的なアップグレードを行ったMultifunctionI/O X2シリ−ズをリリースすることになりました。大幅な変更に見合って、使い勝手、機能、性能など飛躍的な進化を遂げています。

ハードウェア
PCI-Expressx4対応、各機種間差異の低減、機能の整理向上、複数チャンネル使用時の性能向上、高速ボードの精度および実速度向上、測定校正の厳格化、使用部品の信頼性向上(電解コンデンサなどをなくす、精密化)、ノイズフロアの改善など、大幅な進化を成し遂げています。

ソフトウェア
APIはシンプルで強力なADiox2-APIに進化。整理統合により大幅なコンパクト化を達成していますが、同時に画面描画アシストや波形生成などの機能向上も達成しています。ADiox2-APIは理解しやすく、機能も豊富です。従来は、複数のAPIを呼び出していたコードを1関数に一括化するなど、コーディングも大幅に楽になります。サンプルソースもADiox2-APIを活用することで、シンプル化。付属アプリケーションもADiox2-APIに対応して強力になりました。

ラインプップ
以下の4カテゴリで、更に各機種に細かなモデルが色々あり合計13機種です。
超高速・高精度・PCI-Express版 ADXU14-80M-PCIEX
高速・超高精度・PCI-Express/PCI版 ADXU85-1M-PCIEX / ADXU85-1M-PCI
信号調節リモートI/O・Ethernet版 ADXU42-K-Ethernet

従来機種からのアップデート
ADXU42-1K-Ethernet、ADXU85-1M-PCI-ISOP、ADXU85-1M-PCIは従来機種と同等の基板を使用しているのでアップグレードが可能です。すなわち、ADR42D⇒ADXU42-1K-Ethernet、ADX85-1000CX⇒ADXU85-1M-PCI-ISOP、ADX85-1000CL⇒ADXU85-1M-PCIに変更できます。一方、ADXU85-1M-PCIEX-P、ADXU85-1M-PCIEX、ADXU14-80M-PCIEXはPCI-Expressの新ボードにつき従来機種からのアップグレードはできません。

性能評価方法
温度係数 従来は実測値を元に直流精度を算出していましたが、X2シリーズでは部品の温度係数を専用のプログラムを用いて積算し ていく方法に変わりました。実際には温度係数が打ち消しあう、使用温度範囲での温度係数は小さい、ボード上の温度が均一なのでトラッキング誤差は少ないなど、温度係数積算方法よりも性能が良くなる傾向がありますが、確実とはいえません。これに対して、部品の温度係数を積算していく方法は、ワーストケースを確実に算出することができます。 さらに、歪率とS/N比 -120dB以下を精密に計測できる歪率・雑音測定器を導入しています。また-130dB以下の歪率の信号発生器を導入し測定系の歪率や雑音の影響を排除、より精密な性能評価ができるようになりました。

ハードウェアの差異・バージョンアップ内容

ADXU14-80M-PCIEX
Xシリーズに該当機種はなく、X2シリーズで親設された機種です。
一番近いADX11-50MCと比較すると差異は以下のようになります。

◎バスはPCI-Expressx4専用です。
◎アナログ入出力が2CH/2CH、デジタル入出力が6CH/4CHになり、入出力対称のデザインになりました。
◎最高サンプリング速度が80MHzに引き上げられました。
◎入力インピーダンスが切り替え式になり、ハイインピーダンス入力が追加されました。
◎デジタル入出力の回路構成がADXU85同等になり、過入力、出力短絡に強くなりました。
◎アナログデジタル入出力、クロック入力に、50Ωのインピーダンス仕様が追加されました。
◎アナログ入出力だけでなく、外部クロック入力にもBNC端子を使えるようになりました。
◎金属箔精密抵抗、金属箔精密集合抵抗、全アナログ素子へのローカル電源フィルタ
◎ 2ppm/℃の基準電圧源などを搭載、 直流精度とノイズフロアを大幅改善
◎アナログ入力の精度がオフセット140ppm/℃⇒28.4ppm/℃へと大幅に改善しました。
◎アナログ入力の制度がゲイン190ppm/℃⇒47ppm/℃へと大幅に改善しました。
◎アナログ入力の歪率、特に3次歪が激減しました。
◎アナログ入力の帯域が21MHz⇒30.6MHzに広帯域化されました。
◎アナログ出力の精度がオフセット175ppm/℃⇒11.2ppm/へと大幅に改善しました。
◎アナログ出力の精度がゲイン195ppm/℃⇒55ppm/℃へと大幅に改善しました。
◎アナログ出力の帯域が21MHzから96.4MHzに広帯域化されました。
◎アナログ出力のS/N比が72dBから88dBに低雑音化されました。
◎アナログ入力デジタルフィルタは16次/5次切り替え式となり、ノイズシェーパーも使えるようになりました。(ADXU85との互換性向上)
◎アナログデジタル出力のFIFOは廃止、アナログデジタル入力、出力、入力+出力の全モードてもリングバッファを使えるようになりました。
入出力対称のデザインです。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎上記に伴いアナログデジタル出力のプリライトが可能になりました。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎アナログデジタル出力のポーリングが可能になりました。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎トリガソースはスタートストップで独立になりました。(全機種で新機能)
◎トリガイネーブルのON/OFFがソフト制御になりました。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎カウンター値によるアナログ出力駆動が可能になりました。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎チャタリングキャンセラが搭載されました。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎カウンターコンペア出力によるデジタル出力が駆動が可能になりました。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎ゲート時間設定可能な周波数カウンタが1chが搭載されました。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎位相/サイクル数/周期設定可能なPWMが4ch搭載されました。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎ストローブラッチが搭載されました。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎DI割り込みが4ch搭載されました。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎電解コンデンサレス

ADXU85-1M-PCI(EX)
XシリーズではADX85-1000CX/CLが最も近いので、これと比較します。

◎バスはPCI-Expressx4が追加されました。
◎チャンネルシーケンサ対応最高速度が600〜800KSPSくらいと大幅に高速化しました。
◎チャンネルシーケンサ使用時におけるリングバッファの順番が常にCH0先頭になり正規化が不要になりました。
◎チャンネルシーケンサ使用時の、デジタルフィルタが使用可能になりました。
◎トリガソースはスタートストップで独立になりました。(全機種で新機能)
◎電解コンデンサレス(PCI-Expressx4版のみ)
◎全段上下対称コンプリメンタリプッシュプルアンプ(入力ダイアモンド差動の電圧帰還)の採用で歪率、オフセットドリフト低減

ADXU42-1K-Ethernet
XシリーズではADR42Dが最も近いので、これと比較します。
◎チャンネルシーケンサ対応最高速度が全帯域と大幅に高速化しました。
◎チャンネルシーケンサ使用時におけるリングバッファの順番が常にCH0先頭になり正規化が不要になりました。
◎トリガソースはスタートストップで独立になりました。(全機種で新機能)
◎チャタリングキャンセラが搭載されました。(ADXU14/ADXU85との互換性向上)
◎トリガイネーブルが追加されました。(ADXU85/ADXU42との互換性向上)
◎カウンターコンペアとその結果のデジタル出力もしくは割り込み連動が可能になりました。(ADXU14/ADXU85との互換性向上)
◎カウンター値によるアナログ出力駆動が可能になりました。(ADXU14/ADXU85との互換性向上)
◎カウンター値のリングバッファ接続が可能になりました。(ADXU85との互換性向上)
◎ゲート時間設定可能な周波数カウンタが4cが搭載されました。(ADXU14/ADXU85との互換性向上)
◎DI割り込みが16ch搭載されました。(ADXU14/ADXU85との互換性向上)
◎通信リカバリー能力がアップしました。
◎デジタル入力のプログラマブルな電圧閾値の計算用エクセルシート付属

●ソフトウェアの差異・バージョンアップ内容
ADiox2-API

MultifunctionI/O Xシリーズから、MultifunctionI/O X2シリーズへの進化はハードウェア以上に、
ソフトウェアの割合が多いといえるほど、ドラスティックな変革を成し遂げています。

構造体アクセスは全てポインタ型(参照型)になりました。またshort型,unsigned short型(WORD型)のメンバ変数、引数はなくなりました。これによりVisualBasicとの親和性が大幅に改善しVisualBasic用ラッパーDLLであるADIOX_VB_Rapper.dllは必要なくなったのでなくなりました。
またVisualBasic用の関数定義とVisualC++/ VisualC#用関数定義の差異が殆どなくなりました。

bADioxLoad_EX3、bADioxStore_EX3に、ADXU85のリングバッファサイズの設定が組み込まれました。bADioxRingBufferModeの使用頻度が軽減します。

bADioxDmaReadEX2、bADioxReadScpBufの戻り値で停止トリガの検出が確認できます。またbADioxSetupSymmetryEngine2
で記録波形ファイルの設定をしておくと、この関数内部で自動的にファイル保存を行います。
bADioxReadScpBuf2でbADioxDmaReadEX2同等のlpdwBuffa(リングバッファデータ)を取り出せるので、
bADioxReadScpBuf2使用時にはbADioxDmaReadEX2を使わなくても良くなりました。

bADioxWriteMemoryEXの戻り値で再生ファイルの終了が確認できます。
またbADioxSetupSymmetryEngine2で再生ファイルの設定をしておくと、この関数内部で自動的にファイル再生を行います。

bADioxStopPoint2で停止状態だけでなく、各種ステ−タスを取り出すことが出来、リングバッファ割り込み駆動ではbADioxStatus2を呼ばなくてもよくなりました。

bADioxSetupSymmetryEngine2で記録波形ファイル、再生ファイルの設定ができるようになりました。
またTXBUFSETUP2構造体に、トリガバッファ関連の設定であるアナログデジタル出力のリングバッファ経由設定、
シーケンシャル取り込み設定、カウンタ値のリングバッファ接続、トリガイネーブルが追加されたため、トリガバッファ関連のコーディングが大幅に整理されました。逆にbADioxAnalogConfigration2の構造体
IOGEOSETUP2からはシーケンシャル取り込み設定がなくなりました。
また、bADioxCounterBufはbADioxSetupSymmetryEngine2に統合されたことになり、削除されました。

bADioxADIO2ではアナログデジタル入出力のポーリングだけでなく、電圧値(double型)の変換結果、エンコーダカウンタや周波数カウンタ、ボード温度のポーリングも可能になりました。
ADXU14でもbADioxADIO2による同時サンプルポーリングが可能になりADXU14専用のポーリング関数はなくなりました。以上により、bADioxLiveCounter、bADioxTempGet、bADioxADIO_F1、bADioxADIO_F2、
dADioxAItoVoltは削除されました。

以下の機種依存の関数が削除されました。。
bADioxAdoExtention
wADioxWriteComplex
bADioxADIO_F3
bADioxADIO_F4
bADioxScp85start
bADioxScp85end
bADioxTerm85SH

中途半端で使用頻度の少ない以下の関数以下がなくなりました。
dwADioxGetChannelAssignBit
bADioxADO_PID
bADioxDO_Channel
bADioxChannelAI
bADioxArrayInit
bADioxWriteIp
bADioxReadIp
bADioxFft_open
bADioxFft_clos

以下のシングルリモートI/O用のロガー関数は廃止され、マルチリモートI/O用のロガー関数のみになりました。
vADioxBuffa_RecordCSV_Mode
bADioxBuffa_RecordCSV_Init
iADioxSpaceCheck
vADioxLoggerChName
bADioxBuffa_RecordCSV_action
bADioxBuffa_RecordCSV_close
bADioxBuffa_RecordCSV_LastSize、

以下のシングルリモートI/O用のトレンド関数は廃止され、マルチリモートI/O用のトレンド関数のみになりました。
bADioxInitializeGraphicBuffer
bADioxWriteGraphicBuffer
bADioxReadGraphicBuffer
bADioxReadGraphicBufferAuto
bADioxGetBufferDepth
bADioxReadGraphicData
bADioxOpenTrendLog
bADioxExitGraphicBuffer
bADioxReadTrendLog
bADioxCloseTrendLog

以下の画面描画アシスト関数が追加され、拡大縮小ポジション移動可能なフレキシブルな波形表示、FFT表示が簡単にできるようになりました。機種、入力レンジなどの影響も自動的に計算されるので、コードはシンプルになります。
vADioxInitializeViewArea 波形・FFT描画アシスト初期化
bADioxGenerateViewAreaAI アナログ波形・FFT波形ビュアの作成
bADioxGenerateViewAreaDI デジタル波形ビュアの作成
dwADioxGetBufferStartAddress 波形スクロールのヘルパ
dADioxGetGridText グリッド指示値を得る(垂直スクロ−ル・拡大に対応)

以下の波形生成アシスト関数が追加され、任意の周波数、オフセット、ゲインで様々な波形を作成できます。
bADioxWaveInit 波形ジェネレータの初期化
bADioxWaveGenerate 波形生成

以下のヘルパ関数が追加されました。
dADiox_Measurement_Fs_detection サンプリング周波数を計測する
dADioxAdxFullScall 現在のアナログ入力フルスケール電圧を返す
bADioxAdxMaxCH,bADioxAdxMaxCH2 現在のアナログ入力のチャンネル数を返す
dADioxAdxTriggerPosition 現在のアナログトリガレベル(%)に対する電圧を返す
bADX14input_type ADXU14がユニポーラ仕様かバイポーラ仕様かを返す
bADioxChangeScaller ADXU運用中のスケーリング変更

bADioxDefaulInitはDLLに内蔵されました。

ドキュメントからシグナルコンディション、リモートI/Oなど機種依存の項目、MFC簡単化関数、機能別API検索はなくなり可読性が向上しています。ドキュメントの各章がAPIの機能別に分類されているので、機能別API検索は必要ないのです。

最大8chの同時サンプルA/D、最大8chの同時サンプルD/Aに対応するなど、拡張性の高い設計です。

サンプルソース
APIが整理、統合されたため、サンプルの数も減り、サンプルソースの内容も簡単になりました。サンプルソースはVisualC++とVisualC#でそれぞれ、ポーリング割り込み、リングバッファ割り込みの2パターン。VisualBASICでポーリングの合計5つのみになり、APIのマスターが簡単になります。各サンプルは一つのコードでADXU14-80M-PCIEX、ADXU85-1M-PCI(EX)、ADXU42-1K-Ethernetに対応するため、機種ごとに分かれたサンプルソースもなくなりました。サンプルソース自体も中身がシンプルになり、解説からもVisualC++やVisualBASICの使用方法などが削除され、ADiox2-APIについての解説に集中しています。これによりドキュメントの可読性が向上しました。

Console2.exe
新ハードウェア機能への対応。
機種間の差異に相当する指示値が動的に変わる。
アナログトリガレベルが%から電圧に変更される。
デジタルトリガのビット設定が、専用のダイアログボックスでビット単位で設定できる。
シーケンシャル取り込みの項目がトリガバッファ設定に移動するなど設定ダイアログが整理される。
機種依存のダイアログ(高速MFIO、Term85SCP、同時S/H)の削除。
波形生成機能の大幅な機能アップ(周波数設定、2CHの独立設定、コサイン/Exp/Sqrtの追加)
リングバッファ稼動中の水平スクロールが可能になった。
FFTのポイント数が倍に精鋭化された。
ADiox2-API対応。
機能がアップしていながらソースコードサイズは34%(1900行程度)もコンパクト化されたソースコード
オープンソース。

CSV_Convert.exe
新しいConsole2の波形ファイルに対応。
1シートあたりの行数は30000固定で、設定項目がなくなりました。
単純にファイルを読み込んで変換ボタンを押すだけ。
double型波形データ、WORD型波形データによる個別処理を廃止。
WAVE変換機能を削除。
新ハードウェアではシーケンシャル取り込みで、リングバッファ先頭がチャンネル0に正規化されるので処理が大幅に簡素化され、ソースコードが約1/3に削減。

multilogger.exe
表面上の基本的な操作性、表示内容、機能などに変更はなし。
ADiox2-APIに対応。

 
 
 
 
 
フッタ
MultifunctionI/O XU series
アクセサリー
組み込み
MFIO X
MFIO S

  製品はすべて直販されています。
  TEL・FAX・電子メール・オンラインストア
で購入可能です。
詳しくは、こちらです。
 
XUシリーズ 各機種
 ▼高精度  Analog/Digital 4機種
 ▼高速  Analog/Digital 4機種
ADX14
 ▼Ethernet  Analog/Digital 2機種
ADX42

 
 
フッタ
製品仕様書-PDFファイル


製品の詳細は、PDF/WEB/カタログ(紙)のいずれでもご覧になれますが、記述が異なる場合は、PDFファイルの仕様書が最優先され、PDF→WEB→カタログの順が優先順位です。
ドライバーやアプリケーション等は、ダウンロードコーナーより入手出来ます。
pcイメージ