Embedded UPS RUPS4C1

小型組込みUPS

概要

    ■ 5V3AHと、ADXⅢ-INF01LE/ADXⅢ-INF04LEをバックアップ
    ■ Raspi4bと弊社インフラサウンドセンサーに給電可能。
    ■ リチウムイオン充電池18650x4
    ■ 電池1セルごとに電圧監視して充放電制御
    ■ UPSなのでバッテリー負担の少ない低電流充電とした
    ■ 過電流保護回路・過充電保護回路・温度保護回路
    ■ オプションでソーラー充電可
    ■ 10W負荷で2時間38分バックアップ(代表値)
    ■ DC入力→DC出力なので高効率(無駄なDC/ACインバーター無)
■ コンパクトで組込みに適したデザイン

ダウンロード

ラインナップ

  • RUPS4C1-A (バッテリーレス)LinkIcon
  • RUPS4C1-B (バッテリーあり)LinkIcon
  •  ・バッテリーに関する保証は初期不良のみ


動作

ACあり・バッテリー充電中


基本動作

AC電源から、負荷に電力を供給しつつバッテリを充電します。
4セルのうち、どれか1セルでも4.2Vを超えると充電停止します。
4セルの総電圧が16.74Vを超えると充電停止します。
UPSなので電池にストレスのかかる急速充電ではなく12-15時間かけてゆっくり充電します。

以下の各種条件でも充電停止します。

充電時間が16時間30 分を超える。
充電時間が4 時間7分経過しても、電圧が1.17V 以下。
バッテリーの表面温度が45℃を超える。
充電コントローラのダイ温度が118℃を超える。
バッテリ電圧より、入力電圧が、65mV 低い。
バッテリ電流が5A を超える。

ACあり・バッテリー維持


基本動作

AC電源から、負荷に電力を供給しつつバッテリを維持します。
4セルのうち、全てのセルが4.12Vを下回ると充電再開します。
4セルの総電圧が満充電の97.6%を下回ると充電再開します。

ACなし・バッテリー給電


基本動作

バッテリーから、負荷に電力を供給します。
4セルのうち、1つでもセル電圧が2.7Vを下回ると放電停止します。
4セルのうち、全てのセル電圧が3.05Vを超えると放電許可します。
10W負荷で2時間38分バックアップ(代表値)

ACなし・バッテリーなし


基本動作

パワーリソースが無いので、出力は遮断されます。

出力

出力は非安定出力(ADXⅢ-INF01LE/ADXⅢ-INF04LE)用と安定出力5V3A(USB3系統3Aは3系統の合計)の2系統です。

USB側
端子形状:A端子x3
電圧:5V
最大電流:3AH(3系統の合計)(瞬時4AH 10秒)
遮断電流:5AH(※負荷を取り除かない限り遮断継続)
非安定側(5.5-2.1φプラグ)
電圧:19V~10.8V
電流:0.2AH定格、瞬間1.0AH(19V時)
遮断電流:5AH
(※負荷を取り除かない限り遮断継続)

電池

電池付のものについて

・電池に関しては初期不良のみ対応です。
・リチウムイオン充電池はリスクが高いので自己責任で使用してください。

電池無の場合には、以下のリチウムイオン充電池を用意してください。

用意するリチウムイオン充電池
・保護回路無し
・18650 リチウムイオン充電池、3.6V/容量2500mAH 以上
・サイズ長さ65×直径18.5mm
・4 本同じもの、未使用のもの
・付属のサーミスタの取り付けをマニュアルの指示で行ってください。

保護回路があると、本製品の保護回路と重複して正しく動作しません。
一般的な保護回路付き電池は、薄い絶縁膜で±の信号を保護基板に印加しており微衝撃で短絡事故の危険があります。
保護回路付き電池は、18650 規格より、長いので、電池ボックスに正常にはまりません。
保護回路付き電池の保護回路の取り外しは、危険なのでお辞めください。
防爆弁の無い電池は、危険なので使用をお辞めください。
推奨:b18650-01(千石電商で販売)


仕様

寸法
W147.5×D79×H36mm、シャーシ寸法、コネクタ突起含まず
124g(基板のみ)、308g(基板+バッテリー)、346g(付属ACアダプタ)
電源電圧
DC19V (3.15A・・属ACアダプタを使う)
消費電力
19V0.08AH(無負荷・非充電)、19V0.24A(無負荷・充電中)
19V0.84AH(3A負荷・非充電)、19V1.00AH(3A負荷・充電中)
充電電流
198.3mA
充電方式
初期CC(定電流)・後半CV(定電圧)

MultifunctionI/Oとは

MultifunctionI/O(マルチファンクションI/Oボード)は、アナログ入出力、デジタル入出力を有するI/Oボードであり、デジタルI/OにはPWMやエンコーダー・カウンタ、周波数カウンタなどが割り当てられています。またリングバッファとトリガによって、連続での高速データ収集が可能です。アナログ部は全機種16Bit分解能であり、高精度、低雑音が特徴です。要約すると、以下の各種ボードの機能を統合したものと言えます。


■ アナログ入力ボード(A/Dボード、AIボード)
■ アナログ出力ボード(D/Aボード、AOボード)
■ アナログ入出力ボード(A/D+D/Aボード)
■ デジタル入力ボード(DIボード)
■ デジタル出力ボード(DOボード)
■ デジタル入出力ボード(DIOボード)
■ データ収集ボード(I/Oボード)
■ 波形入出力ボード
■ リモートI/O ※一部の機種のみ

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